長引く咳
2025.11.24
長引く咳(慢性咳嗽)でお困りの方へ
3週間以上続く咳は注意が必要で、8週間以上続く場合は「慢性咳嗽(長引く咳)」と呼ばれます。最近は、慢性咳嗽で当院に相談にこられる方が増えてきました。
長引く咳は、日常生活の質(QOL)を大きく下げるだけでなく、背景に病気が隠れていることもあります。
長引く咳の主な原因
長引く咳の原因は一つとは限らず、複数が重なっていることもあります。
- 気管支喘息・咳喘息
ゼーゼー音がある気管支喘息、咳だけが続く咳喘息もあります。
- 後鼻漏(こうびろう)
鼻水が喉に流れ、咳を引き起こします。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎が原因のことがあります。
- 逆流性食道炎
胃酸の逆流が気道を刺激し、咳の原因になります。
- 感染後咳嗽
風邪や気道感染の後、咳だけが長く残る状態です。
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)
喫煙歴のある方に多く、痰を伴う咳が特徴です。
- まれに重篤な病気
肺結核、間質性肺炎、肺がんなどが隠れていることもあります。
このような症状があれば受診をおすすめします
- 咳が8週間以上続いている
- 息切れ・息苦しさがある
- 発熱、体重減少がある
- 夜間や早朝に咳がひどくなる
当院での診察・検査について
- 問診(咳の期間・時間帯・痰の有無など)
- 胸部レントゲン検査
- 必要に応じて血液検査・喀痰検査・CT検査(明石市民病院で実施)
治療について
治療は咳止めだけではなく、原因に合わせた治療が重要です。
- 咳喘息・喘息:吸入薬による治療
- 後鼻漏:抗アレルギー薬や副鼻腔炎の治療
- 逆流性食道炎:胃酸を抑える薬
- 感染症:必要に応じて抗菌薬
原因が複数ある場合は、組み合わせて治療を行います。
まとめ
咳が3週間以上続く場合は、早めにご相談ください。
下村医院では、患者さんにわかりやすい説明と、根拠に基づいた診療を心がけています。
気になる咳や症状がある方は、お気軽にご受診ください。
受診時も咳が続いている方は裏口での診察になるため、あらかじめWEB予約の上で受診をお願いします。
神戸市西区・明石市 内科・腎臓内科・発熱外来 医療法人社団 下村医院